中小の消費者金融の審査が甘い理由

中小の消費者金融会社が甘いと言われる理由はいくつかありますが、ここでは、その理由のいくつかをご紹介したいと思います。まず、優良顧客と呼ばれる人達は、最初から、中小の消費者金融を利用しません。もし利用するとしてもほんの一握りでしょう。中小は融資金利が高いことや、印象があまりよくない為、多くの人は避けることが多いようです。
大抵は、大手やよく聞く消費者金融を利用するようです。もし、借り入れ経験がない真っ白な債務状況であるなら、できるだけ金利が低い、銀行系消費者金融などを利用するのが好ましいのですが、多くの利用者は、そうした基本的な利用方法よりも、住んでいる場所より、少し離れた大手の消費者金融(無人契約機など)を選ぶか、すでに手持ちのクレジットカードのキャッシングを利用しているようです。
そして、借り入れ額が増え、大手からの借り入れを断られるようになると、次の借り入れ先として、中小の消費者金融に流れ込むというわけです。このように利用客の流れからすれば、中小の消費者金融では大手よりも審査基準を緩くしなければ、顧客を獲得することができません。これが大きな理由の一つに挙げられるでしょう。
次の理由として、中小の消費者金融会社は、信用情報機関を利用できない、又は利用していないことが多いようです。信用情報機関の利用目的はすでにみなさんご存じの通り、申込み顧客の債務状況などを知る為に大いに活用されます。審査過程で、信用情報機関を見ることは自社の利益を守る為にも重要です。
しかし、信用情報機関を照会、登録する為には、各都道府県の賃金業協会会員であることが条件となります。その為、資本が少ない中小の消費者金融は、入会するメリットが少ない為、貸金業協会に入らないという選択をすることも多いようです。それは、実際に数字にも表れており、全国の約6割の業者は、貸金業協会に加盟せず、すべて自社審査のみで行っているのです。
こうなると、顧客の借り入れ状況はもちろん、他社の借り入れ状況なども見えませんから、どうしても大手より審査が甘くなってしまいます。これが二つ目の理由です。
また、ここで注意したいのは貸金業協会への登録は必須というわけではなく、貸金業の登録を行っており、法律に則った金利を実行していれば、別段、違法業者、悪徳業者というわけではないのでご注意ください。
このように、中小の消費者金融では、個人の人となりを見て判断している部分が大きく、審査基準も大手より低く設定しているわけですが、その分、金利は高くなり、返済に苦労するのは言うまでもありません。
いくら、貸してくれるからと言って、安易な借り入れは禁物だと言えるでしょう。
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