大手消費者金融の本当の優良顧客?

一般的に、消費者金融会社にとって、優良顧客と言えば、年収が高く、一部上場企業勤めで、さらに借入れなし、などの条件が当てはまるはずです。しかし、これだけ優良な顧客だと、銀行系の消費者金融は良しとしても、大手消費者金融などから見ると、逆に疑われることになります。
「なぜ、うちの様な金利が高い所に借りに来るのだろう?何か裏がある。」といったふうにです。また、銀行系の消費者金融で借り入れれば、大手消費者金融の約半分程度の金利で借りることができるということも疑う理由にあります。
このように大手消費者金融だけでなく、消費者金融各社では、借入れの際に、そういった顧客の「裏の事情」なども、よく熟慮して貸し出しを行います。その為、これだけ属性が揃うとかえって怪しまれ、入念にチェックされると共に、融資額を削減されたりすることもあるのです。
消費者金融は、顧客の信用リスクによって貸し出し窓口を分けていることは、すでにご存知だと思います。例えば、信用リスクが低い、上記のような顧客の場合は、銀行系の消費者金融。他社で1〜2件程度借りているようなら大手消費者金融系。3件〜5件程度の借入れになると中小の消費者金融系と、顧客の信用リスクが高くなればなるほど、金利も高くなり、それに伴い借入れ窓口も減っていきます。
ここで注目したいのが、大手消費者金融が狙う層(ターゲット)です。ある大手消費者金融幹部の発言では「年収1000万円の客には貸し出さない。うちでは年収400万円までがターゲットで、特に年収が200万円〜300万円の客が優良顧客です。」と公言しているほどです。
つまり、驚くことに消費者金融会社によっては、一般的に優良顧客とされる高年収、高属性の方は、本当の優良顧客ではなかったということになるのです。こうなると、消費者金融にとって本当に優良な顧客とは、各社、様々に定義されると言えますが、どこでも間違いなく同じであるのは、「毎月きっちり返済してくれる顧客」であるということです。
しかも、短期間完済の顧客は必要ありません。完済ができるだけ長く、毎月の金利だけを返済してくれるような長期間返済の顧客が、消費者金融にとっては、もっとも望まれる存在なのです。これは特定の消費者金融会社だけでなく、すべての消費者金融会社にとって、共通して言えることではないでしょうか。
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